看護師が全身麻酔で手術してみた体験をシリーズで書いていますが、今回は全身麻酔をしてみてどうだったかを続きで書いていきます。前回は事前に心配事を先生に相談してみて実際はどうだったかを書いていきました。事前に準備したんですが実際だとうまくいかないこともやっぱりありますね。今回は、実際に全身麻酔をしてみた一日を書いていきます。
手術は朝一からはじまりました。時間としては3−4時間くらいで終わったと思います。初めての全身麻酔は変な感じでした。胃カメラの経験があるんですが眠くなる感じだったんですが、それとはまた違いました。眠くなるというよりは、最初に体の力が抜けて感覚がなくなりました。気持ちが悪かったです。変な感じでした。ふわふわした感じで嫌だなって思っていたら意識が遠くなりました。もちろん次の記憶は、手術が終わったときです。私の手術は全身麻酔後挿管チューブを抜くタイプでした。挿管チューブは全身麻酔中に口に入れる管のことで、全身麻酔中は筋肉の動きをなくすことで呼吸も止まってしまうので、機械を使って呼吸をするために挿管チューブが入っています。挿管チューブを抜くときは、ちゃんと自分で呼吸ができるのを確認してから抜きます。じゃないと、もし管を抜いたあとに呼吸がとまっていたら大変です。もう一度挿管チューブを入れないといけません。麻酔が抜けて意識を確認してから管を抜くんですが、私の場合はうっすらと覚えてるかな位です。全身麻酔の影響でかなりぼーっとしていたので、痛みはなかったんですが「口をあけてください。」って声をかけられて記憶が薄っすらあるかなって感じでした。これは人によって違いがあると思います。私の感覚として挿管チューブを抜いたときが辛かったって言ってる人は、少ない感じがします。見てる感じだと辛そうなんですが、全身麻酔が効いており覚えていない人のほうが多いんじゃないかと。次の記憶はベッドに横になってる時でした。手術室からでて待合室で病棟の看護師さんを待っているときでした。その時からしっかり覚醒した気がします。最初は何も痛みもなくて麻酔科の先生と雑談してたんですが、だんだん痛みが出てきて傷のところや喉の違和感が出てきました。そこから先は前回書いたとおりです。
初めての全身麻酔だったんですが、嫌な感じはありました。どんな感じかワクワク感はあったんですが、もうやりたくはないですね。次回は、全身麻酔を行った日の過ごし方を書いていきます。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。おやすみなさい。
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